ラジエター洗浄剤で冷却経路を清掃

エンジン関連

リザーブタンクが空

CB400SFを貰ってすぐにチェックして分かっていた冷却水問題。

そろそろ、ブレーキランプが不安定な問題も解決したし、そろそろ車検に出すことができそうです。車検に出す前に冷却水のリザーブタンクが空になってる問題を解決しようと作業しました。

どうせならフラッシングして冷却水を入れ直す

リザーブタンクに冷却水を足すだけでも良かったのですが、リザーブタンク内に冷却水が入っていないのでどれくらい汚れているのかも分かりません。

どうせなら・・とサンバートラックでもやってかなりの効果があった、冷却経路を洗浄剤でフラッシング(清掃)して、冷却水は全部入れ替えることにしました。

ガソリンタンクを外し洗浄剤を入れる

リザーブタンク内に冷却水は残っていないので、ラジエター内にどれくらい冷却水が入っているのかも分かりません。

とりあえず、WAKO’Sのラジエター洗浄剤を適量入れます。

対して冷却水は減っていないようで、洗浄剤のみでキャップから溢れそうになりました。

ラジエター洗浄剤投入
ラジエター洗浄剤投入

30分アイドリング

洗浄剤の使用方法通りに、30分アイドリングします。30分もアイドリングするので、ガソリンタンクは再度取り付けます。

ファンのチェック

せっかく、30分もアイドリングするのでラジエターのファンが回るのかもチェックしました。

ファンに印をつけ、放置しておくとアイドリング20分ほどでファンがたまに回っていることを確認。こちらの動作確認も出来て一安心。

冷却水を全部抜く

30分のアイドリング後、エンジンが冷えるのを待ってから冷却水をすべて抜きます。

緩めるボルトは3箇所。

ウォーターポンプ部分

まず、ウォーターポンプについているボルト。車体左側の下の方にあります。

ここは一番勢い良く冷却水が出てくるので注意です。トレイはそれを想定して置いておかないと床に溢れます。

ウォーターポンプ部分
ウォーターポンプ部分

左右シリンダー

後は、左右のシリンダー部分にもそれぞれボルトがあります。ここのボルトの開け締めにするのに、エキパイが邪魔なので、エクステンションバーが必要です。

バイクってこういうところがメンテし辛いな・・

シリンダー部分から冷却水を抜くボルト
シリンダー部分から冷却水を抜くボルト

シリンダー部分はそこまで勢いよく冷却水は出てきませんでした。

冷却水は濁って汚れていた

洗浄剤を入れて抜いた冷却水がこちら。

まず、濁っているし何かゴミみたいな物も入っています。結構長い間、冷却水は交換されていなかったようです。

すすぎ

洗浄剤が冷却経路に残っているので、ドレンボルトは締め水を入れてすすぎます。すすぎは合計2回しました。

水を入れ、軽くエア抜き。ラジエターが暖かくなるまでアイドリング。エンジンが冷えるのを待って冷却水のドレンボルトを開けて水を抜くだけです。

リザーブタンクを洗う

すすぎをしているうちにリザーブタンクに、洗浄剤が混じった水が入っていました。水をたくさん入れてすすぎをしようと蓋を開けてみると・・・

リザーブタンク内になんかヌルヌルした物がこびりついています。水道ホースの水圧や、長い棒でこすって見ましたがタンクの形状の問題で完全には取れません。

使っていない小さなボルトやナット・ワッシャーをタンクに入れよく振ってヌルヌルしたスライムみたいなものをキレイに落としました。

このヌルヌル・・もしかしたらラジエター内にも入り込んでいるかもしれません。

しかし、これ以上はどうしようもないしラジエターファンは動きっぱなしになっているわけでもないので、一応ラジエターで冷却水は冷えていることが確認できたので今回は清掃のみ。

新しい冷却水を入れる

水でよく濯いで、リザーブタンクもキレイにしました。後は冷却水を入れていくだけ。

こういう時にファンネルがあるとこぼさずに冷却水を入れることができるので必須です。

冷却水がキャップのあたりまできたら、エンジンをかけ車体を揺らしたり何度か空ぶかしをしエアが出なくなるまで繰り返します。

エアが出なくなったらエア抜きも完了。

リザーブタンク内にも適量の冷却水を足して作業終了。

リザーブタンクにも冷却水を入れる
リザーブタンクにも冷却水を入れる

ホース類も交換すべき

車検に通ったら、冷却系のホースは全部新品に交換する予定です。ホースのくせに結構なお値段ですが、今回の冷却水の状態を見る限り長い間触っていない箇所だと思います。

再度冷却水を入れ替えることになるけど、ホース類は全部交換しようと思います。

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